虫歯とは、お口の中の虫歯菌が糖質から作った酸により、歯が溶かされる病気です。 虫歯は症状が進行すると痛みが出たり、腫れたりします。最終的には歯を抜くことになってしまうので、早期発見早期治療が大切です。なるべく「神経を残して、歯を削らない」ことで、患者さまの身体的な負担を軽くして、歯の寿命を延ばすことに力を注いでいます。生後6カ月~3歳の間が最も感染しやすく、一度感染してしまうと一生涯ミュータンス菌を保有し続けてしまいます。 ですからお子さまからお年寄りの全ての方々が虫歯予防に取り組むことが大切です。 お子さまがいらっしゃる家族の方はできるだけ、口うつしや同じ箸で食べないことなども重要です。
審美歯科治療とは、虫歯や歯周病の治療といった通常の歯科治療に「美しさ」の視点を取り入れてプラスした歯科治療です。白く輝くキレイな歯にしたり、歯並びをよくしたり、歯ぐきを美しいピンク色に改善するなど、健康的で美しい口元をつくります。 口元は人の印象に影響を与えます。もちろん、外見を整えることだけが目的ではなく、審美歯科治療によって健康的で美しい、あなたらしい笑顔を手に入れ、自信を持って、より豊かな人生を送ることにつながります。会話を楽しむ中で、相手が口を大きく開けたり、笑ったりしたときに、どうしても目に入るのが、歯に詰めたり被せたりした金属。自分のことも気になってしまい、会話を楽しむことをためらってしまいます。 しかし、金属ではなく、天然歯に近い色で目立たない素材もあります。また、金属はアレルギーを引き起こす可能性もあるため、身体に優しい素材を使うことを、ご提案しています。
当クリニックでは、カウンセリングでまず患者さまの要望をしっかりお聞きした上で、その方にとっての理想的な治療を提案させていただきます。 そうしてメリット・デメリットをしっかりご説明した上で、患者さまのお口の状態やライフスタイル、ご予算などの条件に適した治療を選択していただくことができます。もちろん治療途中でも、経過観察しながら、ご要望に応じて計画を変更することは可能です。そうして治療後はしっかりとメンテナンスしていきます。
1989年にアメリカで実用化された技術で歯の表面に付着した色素のみを落とすのではなく、歯自体を白くしていくものです。 歯の表面を傷つけることなく歯の中にある色素を分解して 歯の明るさを上げて白くしていきます。このようなお悩みありませんか?
「大きないびきをかく」「疲れが取れない」「すっきり起きられない」「日中に強い眠気を感じる」「起きた時に口が渇いている」といった症状で悩んでいませんか。 もしかすると、睡眠時無呼吸症候群(SAS)かもしれません。睡眠時無呼吸症候群は、その名が示すとおり、眠っている間に呼吸が止まる病気です。医学的には10秒以上にわたって気道の空気の流れが止まった状態を無呼吸と呼び、その無呼吸が1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。この病気が深刻なのは、無呼吸がさまざまなリスクを生じさせる可能性があるという点です。睡眠時無呼吸症候群を患っている方の多くが高血圧を合併しています。高血圧と睡眠時無呼吸症候群を合併すると、脳卒中や狭心症、心筋梗塞などを発症するリスクが高まることが指摘されています。
口臭には、食べ物や喫煙など一時的に起こる"生理的口臭"と、虫歯、歯周病、また消化器、呼吸器の疾患などが原因で起こる病的口臭のタイプに分けられます。どちらにせよ、まずはどちらが原因で起こっているか識別し、原因を知ることが解決の第一歩です。当院では、むし歯、歯周病などの一般治療だけでなく、常に付きまとう口臭という大きな悩みにも、歯科医師という視点で向き合いたいと思っています。
訪問歯科診療とは、お年寄りやお身体の不自由な方など、通院が難しい方のために、歯科医師や歯科衛生士などがご自宅や介護施設を訪問して歯科治療を行います。訪問歯科診療は、虫歯や歯周病はもとより、入れ歯のトラブルや、うまく飲み込めない、食事をこぼす、寝たきりの方の口のケアなど、外来と同様の治療が提供できますので、何でもお気軽にご相談ください。さらに当院は「いとう内科外科クリニック」を併設しておりますので、歯科と医科が連携した訪問診療を実施できます。 摂食・嚥下障害や、誤嚥性肺炎の既往歴を有する方、栄養管理下の方はもとより、口腔ケアが十分でない方や歯科・口腔内の疾患がある患者さまなどにも、医科だけでなく、歯科からのアプローチで健康を維持します。 そのほか食事指導に加え、病院や施設などに伺って、糖尿病や口腔ケアの講演会なども行っております